〔1〕集合から乗船まで |
11時50分、待合室に集合した一同に参加証が配られ、諸注意の後、 いよいよ見学に出発。ターミナル2階の乗船口からブリッジを進むが、 通常の乗船に使うタラップは接続されていないので、途中から階段で いったん地上の一般道に降りる。会社側の係員は説明役1名が先導、 フォロー役の2名が最後尾まで気を配りながら参加者を誘導していく。 |
フェンスの業務用扉が開放され、「関係者以外立入禁止」エリアに進入。 すでに非日常感が満載である。 |
タラップを使わない、ということは・・・ 「今日はこちらの車両乗船口から乗り込んでいただきます」のアナウンス。 いよいよただごとではなくなってきたではないか。 |
スリップ止めでゴツゴツした足元に注意を払いながら、勇んで乗船。 普段通れないところから乗り込んでいるということについて、今日参加して いるお子さん方は、事の重大さ、というか有り難さをわかってないだろうと思う。 |
トラックドライバーの気分で下層の車両甲板を進む。 一種のモノコック構造、とでもいうのだろうか、巨体の中はがらんどう。 側壁面以外には柱も少なく、多数の梁が差し渡されて船体の強度を 維持していることにあらためて驚かされる。 |
さらにランプウエイで上層の車両甲板へ。これもめったに通れない。 |
鋼体の巨大さ、重厚さにただただ圧倒される。 |
振り返って見れば、気分はトレーラーヘッドのドライバー。 |
いよいよ船室入り口へ。ここより上層階には車両を積まないので、 天井の梁もそれほど太くはないことがわかる。 (次ページにつづく) |
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